愛知県立大学長久手キャンパス南門周辺整備事業において企画・設置されたメディアとしてのオブジェクト。
設置場所周辺にはいくつかの既設サイン、高さ10mの学銘塔や文字型の刈込などがあるため、文字情報によらず訴求効果を生むサインを計画した。
日常は足元のLED投光器よって波のように揺らぐ光のシークエンスが映され、イベント時にはプロジェクターによる映像コンテンツを投影するスクリーンとなる。
高さ5mの鋼管柱はフィボナッチ螺旋上に配列することで、見る角度による疎密のバラつきを感じさせないようにしている。

 所在地   :愛知県長久手市
 用途    :屋外彫刻/サイン
 構造/規模 :鉄造/―
 デザイン  :愛知県立芸術大学 水津功
 設計    :花井奏達建築設計事務所 花井奏達
 演出照明監修:青木謙一郎
 構造監修  :小松宏年構造設計事務所 小松宏年
 建築工事  :株式会社高柳組
 電気設備工事:株式会社関電工事
 演出照明工事:デライト株式会社
 撮影    :植村崇史